【2タイプ】麹甘酒と酒粕甘酒の違い

甘酒には2つのタイプがあるってご存知でしたか?
その違いを詳しく説明します。

甘酒には、2つの種類があるってご存知でしたか?
米と麹(こうじ)から作る「米麹甘酒」と酒粕(さけかす)から作る「酒粕甘酒」の2種類があります。今、注目されているのは、アルコールを含まず、米と米麹だけでつくられている、米麹甘酒です。まず、それぞれの違いについてご紹介します。

甘酒は2種類!米麹甘酒と酒粕甘酒の作り方の違い

  • お米

    お米を洗米して、最適な水分をお米に吸わせてあげる浸漬という工程を行います。
  • 蒸米

    お米一粒ひとつぶにムラなく均一に熱を通していく工程です。
  • 米麹

    甘酒タイプ1麹菌は食べられるカビの一種で、お米のデンプンを糖に、タンパク質をアミノ酸に変えます。
    米麹甘酒は、シンプルにお米と麹菌だけの発酵でお米を分解して、お米本来の甘さで甘酒をつくります。
  • もろみ

    さらに酵母菌を加えると、お米の糖がアルコールに変わりはじめ、「醪」(もろみ)と呼ばれるお酒の手前の状態になります。
  • 酒粕

    甘酒タイプ2酒粕は、もろみからお酒を抽出した残りの成分です。
    酒粕甘酒は、米麹にさらに酵母菌を加えるため、栄養価は高くなりますが、アルコールが含まれたり、甘さを調整するために砂糖を添加してつくります。
  • お酒

甘酒タイプ1アルコールゼロ!米麹甘酒とは?

原料は「米」と「米麹」だけででいています。砂糖もアルコールも含んでいません。麹の酵素がお米に含まれるデンプンをブドウ糖に変えるので、砂糖を入れなくても自然な甘味を味わうことができるのです。
アルコールを含んでいないので、小さな子どもでも、妊婦さんでも飲むことができます。

甘酒タイプ2酒粕甘酒とは?

日本酒などを作るときにできる酒粕を水に溶かし、砂糖を加え甘さを与えて作る甘酒です。酒粕を使うので微量のアルコールを含むため、子どもや妊婦さんにはお勧めしません。
独特なお酒の香りと甘みがあるため「甘酒が苦手」という方は、この甘酒の印象が強いようです。

原材料でわかる米麹甘酒と酒粕甘酒の見分け方

どちらも「甘酒」と呼ばれていますが、材料や味がまったく異なります。違いを見分けるには、原材料のラベルを見てみましょう。

【見分け方】
①米麹甘酒→原材料に「米麹」が含まれる
②酒粕甘酒→原材料に「酒粕」が含まれる

また食感も異なり、米麹甘酒は米の粒が残っているような感じ、酒粕甘酒はどろりとした液状といった違いもあります。
それぞれの違いを表にしました。

米麹甘酒 酒粕甘酒
原材料 米・米麹・水 酒粕・水・砂糖
作り方 炊いたご飯またはお粥に 麹菌を加えて発酵させる 日本酒のもろみを圧搾してできる酒粕を 水に溶かして砂糖を加える
アルコール 含まれない 多少含まれる (妊婦さんや子どもはNG)
甘み ノンシュガーなので自然な甘み 砂糖で甘みをつける
カロリー 酒粕甘酒に比べて低い カロリーが高くなりやすい

米麹甘酒についてもっと知りたいよくあるご質問

  • 1日にどのくらい飲むといいですか?
    目安としては100〜200mlが良いとされています。詳しくは、甘酒の飲み方をご参照ください。
  • 毎日摂取する場合、いつが良いですか?
    おすすめは朝です。糖質(ブドウ糖)、ビタミンが多いため、スムーズにエネルギー補給ができます。
    消化・吸収が良いので、起きたばかりの胃にも負担がなく優しいでしょう。次いで就寝前がおすすめです。甘酒には、カフェインが含まれていないため寝る前でも飲むことができ、少し温めた甘酒を飲むことで体を温めてあげることもできます。詳しくは、甘酒の飲み方をご参照ください。

特徴から選ぶ甘酒

  • 初めての方に

    当店オリジナルの甘酒「神楽坂甘酒」500mlと、甘酸っぱくてフルーティーな乳酸発酵甘酒「白神ささら」全フレーバーのまとめ買いセットです。
  • 果汁入り甘酒

    酸味を加えることで、甘さと酸味が調和して飲み易く滑らかな甘酒です。お子様からご年配の方まで、お楽しみいただけます。
  • 純米甘酒

    米と糀と水。それだけを掛け合わせて生まれた米麹の純米甘酒は、作り手さんによって風味も食感もそれぞれ異なります。
  • 玄米や雑穀甘酒

    純米甘酒よりコクがあり、香ばしく、甘さ控えめがお好きな方におすすめです。カロリーも低く、健康指向の方へのギフトにも喜ばれます。