【イベントレポート】新宿区立津久戸小学校で出前授業を行いました

津久戸小学校での出前授業の様子

9月11日(金)、新宿区立津久戸小学校の6年生を対象に、麹専門店MUROによる出前授業をさせていただきました。

今回のテーマは、「麹のひみつ」。

MURO神楽坂店と同じ地域で過ごす子どもたちの中には、MUROのことを知ってくれている生徒さんも多く、地域のお店として麹や発酵についてお話しできる貴重な機会となりました。

また、当日は授業参観日ということもあり、保護者の皆さまにも授業をご覧いただきました。

普段、味噌や醤油、甘酒などを通して何気なく口にしている「麹」とは、一体どんなものなのか。
麹や発酵について学ぶだけでなく、実際に麹に触れ、自分たちで麹調味料を仕込む体験を通して、日本の食文化や発酵を身近に感じてもらう授業を行いました。

身近な食べものから考える
「麹ってなんだろう?」

麹について学ぶ児童の様子

授業の前半では、まず「麹とは何か?」という基本からスタート。

クイズを交えながら、麹菌をはじめ、乳酸菌や酵母、酢酸菌など、私たちの身近な発酵食品に関わる微生物について学びました。

目には見えないほど小さな微生物が働くことで、食材がおいしくなったり、保存しやすくなったりすること。
さらに、麹が味噌や醤油、甘酒など、日本の食卓に欠かせないさまざまな食品に使われていることも紹介しました。

また、麹が日本で古くから利用されてきたことや、江戸時代の暮らしと発酵文化とのつながりなどにも触れながら、麹が昔から私たちの食生活を支えてきた存在であることをお伝えしました。

見て、触れて、味わって
麹を五感で体験

麹に触れる体験

知識として学ぶだけでなく、実際に麹に触れてみることも今回の授業の大切なポイントです。

普段の食事では、味噌や醤油など、完成した発酵食品を口にすることはあっても、その原料となる麹そのものをじっくり見る機会はなかなかありません。

実際の麹を見たり、手で触れたりしながら、粒の形や手触り、香りなどを確かめてもらいました。

さらに試食も交えながら、麹が料理のおいしさにどのように関わっているのかを体験してもらいました。

自分たちの手で挑戦!
5種類の麹調味料づくり

麹調味料を仕込む児童の様子

授業の中では、麹調味料づくりにも挑戦しました。

容器をきれいに消毒したあと、麹や塩、それぞれの材料を計量し、班ごとに協力しながら仕込んでいきました。

同じ麹を使っていても、トマトや玉ねぎ、しょうが、にんにくなど、組み合わせる食材によって色や香りが大きく変わります。

仕込んだ麹調味料は、これから毎日1回混ぜながら発酵を進めていきます。
時間とともに香りや味わいが変化していく様子を観察しながら育ててもらい、完成した麹調味料は次回の調理実習で実際に味わっていただく予定です。

麹調味料を仕込む児童の様子

授業で学んだ麹を
給食でも「味わう」

MUROの醤油麹を使用した津久戸小学校の給食

そしてこの日の給食には、MUROの醤油麹を使った「鶏肉のしょうゆ麹焼き」を用意してくださいました。

醤油麹に漬け込んだ鶏肉はやわらかく仕上がり、麹の旨みを実際の料理を通して味わうことができました。

午前中の授業で麹について学び、実際に自分たちの手で麹調味料を仕込んだあと、今度は給食を通してその味を体験。

麹について「知る」だけではなく、「つくる」、そして実際に「味わう」。
授業で学んだことがその日の食事につながる、とても嬉しい機会となりました。

学校での体験を
今度は家族へ

出前授業の振り返りの様子

授業の最後には、今回学んだことを振り返るワークにも取り組んでもらいました。

印象に残ったことを振り返るだけでなく、「家の中にはどんな麹を使った食品があるだろう?」と、味噌や醤油、甘酒、塩麹、みりんなど、普段の暮らしの中にある食品を家族と一緒に探してもらう。

子どもたちからご家族へ今日学んだことを話したり、いつもの食卓にある麹を一緒に探したりすることで、学校での体験が家庭での会話にもつながればと考えています。

授業で麹について「知る」。
自分たちの手で「つくる」。
給食で「味わう」。
そして、おうちに帰って家族へ「伝える」。

学校の中だけで完結するのではなく、その日の給食、そして家庭の食卓へと学びがつながっていく、MUROにとってもとても印象深い食育の機会となりました。

次の世代へつなぐ、日本の発酵文化

MUROでは、麹の商品をお届けするだけでなく、日本で古くから受け継がれてきた麹や発酵の文化を、次の世代へ伝えていくことも大切にしています。

味噌や醤油、みりんなど、私たちが普段何気なく口にしているものの背景には、微生物の働きや、長い時間をかけて育まれてきた日本の食の知恵があります。

今回、地域の子どもたちに実際に麹を見て、触れて、つくって、味わってもらえたこと。
そして、その体験をご家族にも持ち帰ってもらえることを、とても嬉しく思います。

今回の授業をきっかけに、子どもたちはもちろん、ご家族にも麹や発酵をより身近に感じていただけたらと思っています。

MUROはこれからも、地域とのつながりを大切にしながら、店舗でのワークショップや出前授業などさまざまな活動を通して、麹や発酵の魅力、日本の食文化を次の世代へつないでまいります。

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