身体の冷えは不調のもと!「甘酒“腸”温活」で巡りの良い身体へ
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やっと暑さが和らいできたかと思うと、一気に気温が下がったり、室外の気温差などにも「体が追いつかない!」という方も多いのではないでしょうか。
寒くなってくるこれからの季節、特に注意してケアしたいのが「身体の中からの冷え」。
これにより、様々な身体の不調が表れます。
✅手足が冷えやすい
✅湯船につからずシャワーで済ませてしまう
✅運動が苦手
✅あまり歩かない
✅朝ごはんを抜くことが多い
✅冷えにより、毎日スッキリできない。
✅冷たい飲み物が好きでよく飲む
当てはまるものが多い方は、既に身体が冷えきっているかもしれません・・・。
不調知らずの巡りの良い身体を作るためにも、身体の中からしっかりと温めることが大切です!
冷えると何が悪い?
冷え=循環不良は、栄養が全身に回りにくくなったり、臓器の働きを低下させてしまう原因にもなります。
体の冷えが続くことで、冷えた身体の働きが低下するだけでなく、体内の様々な機能をコントロールしているシステム機能も乱れていってしまうのです。
身体の中から温めてくれる「米麹甘酒」
適度な運動や入浴、腹巻を使うなどして全身や腹部を温めたり、温かい物や、身体を温める性質の食べ物を摂ることが身体を温めることに繋がります。
そして、その温めに最適な食品としておすすめしたいのが「米麹甘酒」。
身体の中から元気にしてくれる発酵食品の中でも特に甘酒は、毎日手軽に摂れて、弱っている身体にも負担なく速やかに栄養を届けてくれます。
麹菌は発酵の過程で、でんぷんやタンパク質を糖やアミノ酸に変え
甘く美味しいものにしてくれるだけではなく
お米の何倍ものビタミンB群を造り出してくれます。
このビタミンB群が炭水化物やたんぱく質、脂質を代謝(分解)して身体のエネルギーを生み出してくれるのです。この一連のエネルギー代謝が活発になることで体温が上がります。
そのため、身体を温めるには、ビタミンB群が含まれる「甘酒」はぴったり。
また、ビタミンB群やアミノ酸には身体の機能を元気にして、全身の代謝を促進してくれる効果もあります。
寒くなる季節にはホット甘酒にして、より一層温め効果を実感していただけると嬉しいです。
甘酒と併せて摂りたい!元気な身体を守る「ファイトケミカル」
さらに、元気な腸を守る栄養素として積極的に取り入れたいのが「ファイトケミカル」(※1)。
野菜や果物の色素や香り、辛味や苦味などに含まれる有用性成分のことで、もともと、野菜や果物が紫外線や昆虫などの敵から自分自身を守るために作り出された成分です。
「ファイトケミカル」には有害物質からの防御作用のほか、身体の制御システムを担う機能を活性化させたり、私たちの体を守る自然のパワーです。
甘酒と組み合わせて摂る方法としておすすめなのが「甘酒×抹茶」のアレンジ。
抹茶には「ファイトケミカル」の1つである「カテキン」が豊富に含まれています。お茶の苦渋味成分であるポリフェノールの一種である「カテキン」には
✅抗酸化作用・抗ウイルス作用
✅コレステロールを下げる作用
✅血糖の上昇を抑える作用、肥満予防
✅殺菌作用・抗菌作用、虫歯・口臭予防
など様々な効果があるといわれています。(※2,3)
お湯で茶葉の成分を抽出する煎茶とは違いお湯で粉を溶いて、濃い状態で飲める抹茶は、緑茶よりもカテキンを多く含みうまみ成分のアミノ酸、テアニンが豊富で心身を穏やかにさせる効果があります。
「飲む点滴」といわれるほど栄養満点な甘酒に抹茶が加わった「甘酒×抹茶」。
抹茶のほろ苦さと甘酒の自然な甘さが合わさり抹茶ラテのような優しい味わいです。
小さじ1/2弱の抹茶を少量のお湯でしっかりと練り溶かしてから
温めた甘酒を入れると、ダマになりにくくしっかりと混ざります
不調知らずの身体を作ってくれる、おすすめの「腸温活」ドリンク、是非お試しください。
甘酒を取り入れた「腸温活」習慣で、血流を整え、内側から巡りの良い心と体を作りたいですね。
※栄養が失われますので温めすぎにご注意ください。
※温めた甘酒はお早めにお召し上がりください。
参考文献:
※1. 渡邉 昌. Phytochemical の健康影響:機能栄養学の提唱. Trace Nutrients Research,25 : 23-31 (2008)
※2. 公益財団法人長寿科学振興財団 カテキンの種類と効果と摂取量 2023年8月2日
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/catechin.html
※3 Kochman J, Jakubczyk K, Antoniewicz J, Mruk H, Janda K. Health Benefits and Chemical Composition of Matcha Green Tea: A Review. Molecules. 2020 Dec 27;26(1):85. doi: 10.3390/molecules26010085. PMID: 33375458; PMCID: PMC7796401.
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