麹甘酒の歴史

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こんにちは。米麹・甘酒専門店 MURO神楽坂です。

現代では「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高く、

暑い夏には、夏バテの時の栄養ドリンクとして、寒い冬には風邪予防、免疫力の向上にと注目されている麹甘酒ですが、

その歴史は古く、日本人の生活にはなくてならないものでした。

本日は、この麹甘酒の歴史についてお話していきます。

歴史好きの方には興味深いお話かもしれません。

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麹甘酒の起源は諸説ありますが、日本では古墳時代まで遡ります。

「日本書記」には、「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)という酒造りの神様が、天甜酒(あまのたむざけ)という飲み物を作った」という記述があります。

漢字の通り、甘い味のお酒だったのでしょう。また「醴酒(こしゅ)」とも記載があり、この2つのお酒が現在の麹甘酒の起源といわれています。

また一晩で完成することから別名「一夜酒」とも呼ばれていました。

平安時代に入ると、貴族が冷やし甘酒を好んで飲んでいたそうです。

そして本格的に甘酒が広がったのは江戸時代です。江戸時代には、夏になると街中を「甘酒売り」がねり歩いていました。

当時、暑い夏の時期は体力を消耗し、病気になったり夏を越せず死に至る人々も多かったそうです。厳しい夏の暑さを乗り切るために、栄養豊富で疲労回復に最適な甘酒は、庶民の間で人気が高く、生活に欠かせないものだったのでしょう。

俳句でも、甘酒は夏の季語になっていることが有名です。当時の風俗誌「守貞満稿」(1840年刊行)にもその様子が描かれており、江戸や大阪、京都の街に沢山の甘酒売りの姿がありました。当時、甘酒1杯の値段は四文とあり、現在に換算すると約200円ほどで売られていたようです。

麹甘酒に含まれるアミノ酸、ブドウ糖などの栄養素は現代の私達にとっても欠かせないものでありますが、平均寿命が短かった昔は、十分な医療の知識や薬がない中で知恵を振り絞り、発酵という技術を活かし生き抜く力をつけていったのです。

麹甘酒は、このような幾度となく訪れる命の危機を救ってくれる頼もしい飲み物として大切にされていたことが分かります。

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以上、麹甘酒の歴史についてでした。

日本人の歴史と共に歩んできた麹甘酒。現代でも大切にしていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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